グループ 自分たちの学校の事は 自分たちで考える 【生徒総会】の巻

 4月25日(金)生徒総会が行われました。全学年が集う、生徒会では一番大きな討議の場です。

 筆者も生徒会担当を何度も経験してきたので、ここに至るまでのリーダーたちの苦労は知っています。聞くところによると、昨年度の冬から生徒会の姿を考え続けてきた、とのことです。本当にリーダーの皆さん、お疲れ様です。

 しかし、そんな苦労をしてたどり着いた生徒総会でも、筆者の経験上、無駄な時間だったかな、と思える終わり方をしてしまう学校もいくつかありました。眠っている生徒、議案書すら目を通さない生徒、関係のない話をしている生徒…悲しくなるものです。

 さて、関中はどうかな?

これは中堅学年と呼ばれる 2年生の後ろ姿です。ほとんどの生徒が、背筋ピーン!(すごくないですか?!)

リーダーの提案に耳を傾けつつ、議案書にしっかり目を通そうとしている生徒がほとんどでした。

 1年生は、初めての生徒総会だっただけに、少し緊張気味。3年生は、リーダーの問いかけにしっかり反応しながら会議に臨んでいました。さすが、最高学年です。

 

筆者が感心したことは、他にもあります。

 Q (学習委員会に対して)ミニテストが簡単すぎます。もう少し難しくしてくれませんか?

 Q (応援委員会に対して)よく見逃しているので、バッチ点検を強化してほしい。

 Q (図書委員会に対して)朝読書で読んだ本について、班内で話し合ったほうがいいと思います。

 などなど…。これらは今回発表された一部の質問意見なのですが…これって、僕たち、私たちはもっと上のレベルまで到達できないか?という前向きな質問や意見じゃないですか?執行部が掲げた全体スローガン【超越】にピッタリです!

 このような発言が出て、これに対してしらけたり批判が出ない雰囲気。ということは、全体として向上したいという気持ちや意欲がある証拠レベルの高い集団だと言えると思うのです。これに対して、誠意をもって丁寧に答弁しているリーダーたちも立派でした。

 生徒総会のような大勢の前に出て発言をする、という事だけでも勇気があると筆者は思うのですが、それをしっかり超えて意見を伝える事、本当に素晴らしいし、それをしっかり受け止める周囲の仲間も素晴らしいと思います。そして、最後に語られた生徒会長ヒロくんの『みんなで力を合わせて頑張っていきましょう!』の言葉にも感動しました。

 今回の生徒総会にて、令和7年度の前期の活動がスタートします。みんなで決めた以上は、みんなでクリアーする。もっともっと良い学校にするために、どのように関中生が取り組んでいくのか、楽しみになる生徒総会でした!【超越!】関中生、(・∀・)イイネ!!

  因みに、この生徒総会では、先生方への学校環境に対する要望も出ました。みんなが暮らしやすい学校になるために、という前向きな意見だと、筆者は思います。この要望に対して、先生方にもできることはあるか、と現在検討中です。回答までもうしばらくお待ちくださいね。